生き残れ、前へ進め

ラテックスチューブの試走も兼ねて、TSUNAMIで走行。
設定した目的地の都合もあって久しぶりに都会の一般道(幹線道路と言っても良いだろう)を走ったが、ま、色々困難を伴うものであった。しかも危険と隣り合わせだ。これは今この国の都会を走る自転車の一面の真実ではあると思うので敢えて書こう。今日遭遇したイロイロとしては・・・

  1. 道路の左端、下り坂を40kphオーバーで自動車と密集走行中、目の前を走っていた車がウインカー点滅直後に左折開始。結果的には難を逃れたが、幸運に助けられただけ。運が悪ければ間違いなく人身事故一丁あがりで自分もどうなっていたか分からない
  2. すり抜け力抜群*1TSUNAMIでもすり抜け出来ない渋滞に遭遇。都会の道路、設計に余裕なし
  3. 距離およそ24kmの一般道を走る内、降りて自転車を押さねばならない場所が3カ所。歩道橋を渡って太い幹線道路を越えたり、線路の下をくぐったり・・・こりゃ半ばシクロクロス場でっせ。

今日はこの道ではリカンベントはおろか、ロードバイククロスバイクなどのスポーツ自転車もほとんど見かけなかったが、これは至極当然だ。自転車ですすんで走ろうという気にはあまりなりませんなぁ。

しかしながら今後も都会を走ること機会はあるだろう。文句言ってても始まらないので、今後の対策と再発防止策を考えてみる。

1.まずは道路の左端を自動車と密集高速走行するような状況を作り出さないことが一番。そのような状況に陥ってしまった場合は、素早く状況を判断してスピードを落とし歩道に待避するなどして対処する。今回のケースで言うと登りの後の下りは要注意だ。

2.渋滞への対処。先を見越して早めに歩道に上がる。TSUNAMIでさえすり抜けるスペースがない状況では、そのまま車道を進むと自分も渋滞につかまってしまう。歩道上ではリカンベントのメリットは128%ダウンと言う感じだが、止まるよりはゆっくりとでも歩道を走って前に進んだ方がマシだ。

3.時間と労力とでのトレードオフで、あらかじめ迂回できるルートを探しておく。目的地到達が目的なら、それでやむなし。走るのが目的なら、走りにくい道は走らなければ良いだけの話。

・・・私のこのショボイ経験が、わずかでもみなさんの他山の石になればと思う。

*1:最大全幅44.5cmで、BBが上にあるので車輪を歩道の縁石ギリギリに寄せれば30cm程度の隙間ですり抜け可能。普段はこれで渋滞の中でもサクサク進んでいけるのだが・・・