2010年、気が付いた私の間違い

 昨年ワタシはこのブログで「脚の筋肉全体を使ってペダリングできるのが理想」とコメントを書いた事があるのだが、今年それはワタシの間違いであることに気が付いた。今年走り続けて「全身の筋肉を使ってペダリングする」ことこそペダリングの神髄なのではないかと思うようになってきた。
 これはマラソンの本を読んでいて知ったことだが、人間の持つ筋肉のうち大きなものは腰回りを含みつつ四肢を除いた部分に付いている(いわゆる体幹とかコアとか言われているアレですな)。大きなパワーを出そうと思ったらこれらの大きな筋肉を活用しない手はない・・・というか、これらの筋肉を活用しないと本当に自身の持っているパワーを出し尽くすことはできない。
 ・・・その通りでした。これに気がついて間もなく、最大平均出力を8W更新。身体の使い方ひとつで走りは変わる。
 もちろん、これに気が付いからと言っていきなりFTP300Wで走れるようになる訳ではない。全ては小さなことの積み重ね。1つだけ良くして全て突破はあり得ない。人生と同じ。
 今もワタシはきっとたくさんの間違いを犯しながら走っているのかも知れない。来年もまたその間違いに1つでも気付いたらいいな、気付けるように生きていきたい、と思う。
皆さん良いお年を。