減量が止まらない

 減量が止まらない。現代においてはぜいたくな悩みだろうか。今体重は春のもてぎの頃から更に1〜1.5kgほど減り、体組成計の示す体脂肪率も2%ほど減って、結構な頻度で10.x%を表示するようになってきた。10%切るのも時間の問題かも知れない。ここ7ヶ月ほどの間に体重-4.5kg、体脂肪率-5%。痩せ方としては悪くなさそうだが、10%を切るかも知れないところまで来るとは予想外。

 この間、特に腹が減ったのを我慢したことも1度もないのだけれど。ポイントはやっぱり、夜遅くに食べないことと、睡眠の質を高く確保することにある気がする。

 人間の身体は、睡眠中は体脂肪をエネルギー源として使うようになっているそうである(寝ているときだけ、体内にそのようなホルモンが分泌される)。体脂肪が睡眠中のエネルギー源なのだ。なので、寝ている間に空腹を感じるようなことは通常ない。よく眠れた翌朝は、起きた直後に空腹感を感じることはないのだ(朝起きた直後に空腹を感じる人はよく眠れていない可能性が高い)。

 つまり、人は誰でも寝ている間に健康的に減量しているのである。体脂肪を減らすことにそんなに執心する必要はない。第一の問題は食生活だ。今のワタシの場合1日4食を基本にしていて、1日分のカロリーを朝3:昼4:夕方2:夜1ってな割合で分けて食事を摂る。食事の間隔はなるべく4〜6時間の間を心がけ、寝る前2時間以内は食事をとらない。もちろん、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように気をつけるが、たまにオーバーするくらいは気にしない。

 食事内容としては、タンパク質に比べて極端に脂肪分が多いものは敬遠するようにはしている。さらっと書いたが、実はこれで菓子パンとスナック菓子、炭水化物の揚げ物系は全滅する。コンビニに行って商品に貼られている栄養成分表を見てみるとよい。メロンパンとポテトチップスとフライドポテトが食べられないのなら死を選ぶ、と言うような人はワタシの生活は耐えられないかも知れない。

 閑話休題。さて、ワタシの減量はどこで止めたらいいのか。体脂肪率が10%を切ると風邪を引きやすくなるという話も聞く。あんまり体重が減りすぎるのも考えものだ。

 しかし、この際どうせだから行けるところまで行ってみるか。この先年齢と共に更に身体の代謝が落ちることを考えると、体脂肪率10%を切るチャンスと言うのは今しかないかも知れない。一生に1度くらい、切ってみてもいいかもね、体脂肪率10パーセント。