スペック変更

先日のサイクルモードエコクラシックのラップタイムが届いた。
前回のもてぎからこれまで、ろくに記事もアップされていない当ブログであるが、ひっそりと今回のサイクルモードエコクラシックに向けての準備は続けていた。
今回TSUNAMIのスペックとセッティングの変更は一切なし。その代わりライダー側をいろいろいじる。

▼本を読む

  • ウォーキングの本(3冊)
  • 睡眠の本(2冊)
  • 筋トレの本(2冊)
  • 食事と栄養の本(1冊)
  • ラソンの本(1冊)

▼トレーニン

  • LSD(ウォーキング)
  • 筋トレ量を増やす

▼食事

  • 寝る3時間前までに夕食を摂る
  • 太りにくい食事の摂り方をする(汁→菜→肉→ごはん)

▼休養

  • 睡眠時間を睡眠のゴールデンタイム(0時〜6時)に極力合わせる

結果もたらされたライダーのスペック変更は以下の通り。

  • 体重 -3kg
  • 体脂肪率 -3%
  • 出力 平均出力が最大で5W向上

あれこれ本を読んだわけだが、大体どの本でも共通して言っていることは「食事に気を遣え」「夜遅くに飯を食うな」「午前0時までに寝ろ」である。なので素直にそれを実践。

レーニングはLSDの時間をだいぶ増やす。それも自転車に乗ってLSDではなくウォーキングでLSD。ウォーキングシューズも買ってそれなりに本格的に臨む。

自転車に乗る時間は、減ってはいないと思うが特別増えてもいない。リカンベントに乗る時間だけで言ったら休みの日の運動がリカンベント→ウォーキングに変わってしまった分減っている。

 筋トレは以前筋力維持レベルで行っていたものを少し増やした程度。ちなみに脚に対する筋トレは行っていない。始めはメニューに盛り込んだのだが、「自転車のペダルを目一杯踏む」ことに勝る筋トレなんてそうそう家でできるもんではないと気が付いたのでやめた。脚はやはり自転車に乗っているときにいじめるのが良い。
スペックに現れないところでフォームも改造。そのきっかけはマラソンの本。

 そしてもてぎを迎える。ライダー交代前の50数分は感触通り自分史上最速の走り。従来の最速ラップを13秒以上更新。同一周回数で比較すると平均ラップも7秒以上更新。
・・・が、後半はがたがたとタイムが落ちて、前回走ったのと同じ距離で比較してみると平均ラップは3秒程遅くなってしまった。前半の走りに気を良くして後半慢心してしまったかも知れん。よくよく考えてみると今回は前回よりトータルで4割長い距離を走ったのに脚が攣ったりとかしなかった。これは筋持久力以前の問題だな。

 LSDレーニングはやっぱり効く。体重-3kgだともてぎの登り坂で3秒くらいのタイム短縮は期待できるが、実際のタイムはそれ以上に縮んでいる。体感的にも前半は明らかに以前より「走れている」感触があった。

 体重を落とすのは全然苦ではなかった。と言うか勝手に落ちた。もともと食べ過ぎている方ではなかったので(BMI21.3)、栄養価の高いものを食べ、夜遅くに食事を摂らず、ウォーキングで汗を流したら月単位でぐんぐん減っていった。発見だったのは、人間1人の生命を維持するのに必要な食べ物の量はこれまで思ってきたほど多くないということ。現代人は知らず知らずのうちに大きなカロリーを口に運んでいるのだ。

 夜遅くの食事をやめると睡眠の質も高くなり、朝の目覚めも良く、翌日の活動量も豊富にできるなどいいことずくめ。速く走れるようになることより、実際はこちらの方が御利益あった感じだ。

 今回のレースでは、自分の脚に明確な弱点を発見した(これについては後日別な記事にする予定)。ウォーキングと今の生活を続けつつ、次回に向けてはその部分の強化に取り組んでみようかなと考え中。