空力スペック

本日は高速系リカンベントに乗る人達とトレーニング走行。
今日一緒に走ったマシンはOptimaのローレーサー、RAPTORM5のカーボンハイレーサー、自作フルカウルトライクと言った空力スペックの高いリカンベントばかり。TSUNAMIのCdA0.233平方mはこの中では最低の空力スペックだ。
そしてそれらに乗るライダーも全員走りを意識している人達なので速い速い。

空力スペックの違いは下り坂からの脱出などのスピードに乗った場面で如実に現れる。伸びが違う。スピードが落ちない。TSUNAMIで追いつこうとするとその分脚を使わなければならない。その分疲れる。長い距離を走れば走るほど、疲労の差も広がっていく。

もうロードバイクと比べてどうこう言っている場合ではないのだな。そして日本におけるこの高速系リカンベントの分野は着実に進歩している。Velokraftリカンベントがもう日本で普通に買える。VK2がフレームセット29万円。安い。これより高いロードバイクのフレームなど今時腐るほどある。

TSUNAMIは今後数年以内に、空力スペック的には陳腐化したリカンベントになってしまう気がする。時代は常に動いている。さっさとテイルフェアリングを装着するなどしてテコ入れしないと、まずは走りの上で置いてけぼりくらいそうだ。